下田の杜では、里山風景や環境を保全するため、また地域住民・周辺小中学校の農業体験の場所として田畑を耕作しています。

公園エリア(都市緑地)の田んぼでは小学生たちと米作りの体験を、畑では季節に応じた野菜作りを行っています。また、個人所有の土地である生産緑地では、地権者と協働で野菜や果樹・綿などの栽培を行っています。
このように、四季折々の作物を育てることで、栽培や収穫の学び・喜びをみんなで共有しています。

更に、森から出る落ち葉や野菜くずなどから堆肥を作り、農薬は使わずいろいろな生きものたちと共生する農作を行っています。森や水辺、草地と共にある田畑、昔ながらの里山風景の中で、安心安全な作物を育てることが生物多様性を守ることにも繋がっています。

下田の杜では、このように歴史が作り上げてきた
「人間の暮らしと環境が循環関係にある場所=里山」
を少しでもこの地に残すため、これからも農作業を続けていきます。

ジャガイモ畑
田植え
大根干し
藍染め

<年間のスケジュール>

  公園内/畑田んぼ      生産緑地/畑    生産緑地/果樹
1月柑橘系収穫
2月柑橘系収穫
3月ジャガイモ植え付け
4月田起こし
5月麦刈り・サツマイモ苗植え田植えサツマイモ苗植え・里芋植え・綿種まき サツマイモ苗植え・里芋植え
6月麦脱穀・ジャガイモ掘りササゲ・大豆等種まき梅収穫
7月綿定植ビワ収穫
8月蕎麦種まき/間引きブルーベリー収穫
9月大根種まき/間引き稲刈り/脱穀綿収穫(~11月末)
10月蕎麦刈り/脱穀豆類収穫
11月サツマイモ掘り・麦撒き 果樹剪定作業
12月大根収穫 果樹剪定作業
※各所、堆肥撒きや雑草取り、防虫ネット掛け、支柱立てなど、季節による管理作業あり。
                                    当月の活動予定は こちら

畑担当スタッフの声「1月の畑から」

大根が、寒さに耐えて頑張っています。12月から収穫を始めています。 

土から抜いて見てびっくり!“頭”の青首はみんな同じなのに、“下半身”はまっすぐなものもあれば、2本足だったり、タコ足でよじれていたり…それぞれ色んな形になっていました!
何でこうなるのかな~。でも、みんな真っ白きれいなお肌で美味しそうですね!